はらぺこゾウのうんち(絵本)

第1回テーマ「環境」
『はらぺこゾウのうんち』
舞台は赤道にも近い、南アジアの熱帯雨林のジャングル。地球温暖化による干ばつで、植物が育たず沼や川が干上がって、食べるものも飲み水もなくなったこの地域では、野生のアジアゾウが人家の近くまで来て、 食べ物を探すようになった。そうして行きついたところはゴミ捨て場。お腹をすかせたゾウたちは、ビニー ル袋に入った食品廃棄物や汚物などもそのまま食べてしまう。中には割れたガラスや鋭いナイフ、針金などのゴミもある。ゴミ捨て場の近くで見つかったゾウのウンチには、ビニール袋がいっぱい混じっていた。また少し離れたところでは、1 頭の若いメスゾウが死んでいた。身体に傷は見当たらず、変な人工物を食べたのが原因のようだ。地球温暖化や開発によって自然環境が失われていく現状を、ゾウのウンチから象徴的に告発してみせた、衝撃的な写真絵本。
出版社 | 偕成社 |
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初版年 | 2018年 |
ISBN | 978-4033327808 |
ページ数 | 40頁 |
サイズ | 260x210mm |
対象年齢 | 6歳から |
キーワード | 環境、ジャングル、ゾウ、自然破壊、うんち |
- 2018
- 40 pages
- 260x210mm
- ISBN 978-4033327808
- Age 6 +